実力ある漫画家の作品
単行本を何冊か出していて評判もよい作者さん。
長期連載には恵まれていないようだけれどそれが不思議でならない。
この短編は、コマ割り、カメラワーク、キャラクター、セリフ、世界観、テーマ、全部ハイレベルでこのままドラマ化しても不思議じゃない。
なぎなたという女性の武道を男性が続けるという視点から男女それぞれの主人公の岐路を描いている。
恋愛とかではなく、幼いころから切磋琢磨していたのにお互い男女だから同じ舞台では競技を続けていけなくなる。
そんなあやふやな寂しさをきれいにマンガに抜き出して描いている。
さらっと描いているが相当試行錯誤したと思う。
これだけの実力があって、長期連載、アニメ化してないのが不思議。
あとは運なのかな?
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