関係ない同窓会に参加する不審者が主人公
楽しそうに盛り上がる同窓会が開催されているのを見かけるとふらっと立ち寄り、来ていない同級生のふりをして同窓会に忍び込みそのまま参加してしまう。
そんな完全不審者な趣味を楽しむのが主人公。
あふれ出るやばさに引き込まれる。
その奇行にもちゃんと動機があり、学生時代の空白を埋めるためにそんな完全不審者な趣味が止められなくなったことが説明される。
そこから進むストーリーの組み立ても自然で、とっぴな設定で始まったのに進め方とそこからラストに繋がっていくのにも違和感がなかった。
そしてオチの部分も作品のテーマである同窓会に関連した終わり方でとてもきれいに終わる。
コメント数があまり伸びなかったようだけれどかなりの地力を秘めているので、他の作品も読んでみたい。
今回のかんじだと青春ものが得意分野なのかな? と思えるけれど他のジャンルでも切り口を工夫した作品になりそうなのでとても楽しみ。
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