宇宙の果てで最後の出会い もしくは最初の出会い
宇宙船が宇宙をさまよう。それだけのSF。
人間や知的生命体は死に絶えた宇宙での物語なので生物は一切出てこない。
ただ宇宙が終わる世界に取り残された宇宙船がなにを目的に活動するのか。
宇宙のことを考えると怖くなる症候群
宇宙のことを考えると不安がやわらぐという人がいる。宇宙に比べたら、自分の悩みなんてどうでもいいし、今この瞬間が急に終わらない保証がないことを感じて怖くなる。
そういう感覚と直結させられる作品になっている。
宇宙規模の時間経過を描写されるとなんとも不安になる。
どことなくロマンチック
この作品はどことなくロマンチックな要素がある。
この世界観で歌を作れば名曲になりそう。
宇宙の終わりにひとりぼっち、そうじゃなくてそこですてきな出会いがあったらいいじゃないか。
この空気感の作品を出されると他の作品には勝ち目がないというか勝負させてもらえない。
すてきな作品なのでぜひ一読どうぞ。
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