そりゃホストにはまるわ
主人公は母親から束縛されてきた一人娘。
社会人になっても自由になれず母親の異常な束縛を受けている。
コロナも収まってきているが、母親の執拗な除菌に神経をすり減らしている。
友人関係にも口を出され、制限され、ストレスの限界がきたのか電車で同世代が楽しそうにしているのを見かけてそのまま衝動的に電車を降りて夜の街に繰り出してしまう。
歌舞伎町
初めての歌舞伎町の光景に驚いてしまうが、そこであるホストと出会い、夜の街にはまっていく……。というストーリー。
絵が上手くて綺麗だけれどキャラクターがリアルっぽい黒さを持っている。
女性誌に出てくる「女のトラブル記事」成分が多量に含まれている。
なので人によっては刺さり過ぎる場合もあるようでコメント欄もにぎわっている。
ラストに母親との関係が変わるのだけれど、それがある人にとっては「そんなふうになるわけがない」とか「作者さんは幸せな幼少期を過ごしてたんだね」という意見があった。
毒親は、難しいテーマ。
コメントを読むと、この作品の毒親レベルが低く世間にはこれ以上のモンスターがわんさかいるということなんだろう。
解決せずに引きずってる人が多いテーマだけにネガティブな部分を刺激された人がいたようだ。
ホストに狂ってその先は……?
今まで母親に束縛されてきた主人公がホストにはまってたがが外れてどうなってしまうのか?
モブキャラのセリフで「私は風呂に沈めたのに」というのがあるがその前後のシーンが印象的。
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