誰目線の曲なんだろう?
この曲は2020年4月にリリースされた。
yamaさんはそれまで歌ってみたでファンを増やし、このオリジナル曲でソロアーティストとして本格的にプロになった。
それだけ力を入れた曲で中毒性のあるメロディと不思議な魅力がある。
歌詞は具体的な誰かのことを歌っているのかは解らない。
PVの絵では青年が畳で横たわっているので、その人物が歌詞の主人公というイメージでいいんだろう。
ただ、yama自身が自分のプロフィールを一切公表していないので男性か女性かもわからないという状況だ。
そういうことをはっきりさせないから演出できることもあると思う
歌詞の意味を歌手が固定しないから、聞いている人が自由に想像できるのはかなり強みだと思う。
誰の曲か自由に想像できる状態で孤独を感じている気持ちが歌われているようだ。
歌詞では、「とりあえず上がって酒でも飲んでさ」とか「いつも誰にでもいうことを繰り返している」というフレーズから最低限の人付き合いはしながら、「ここには誰もいない」というフレーズが繰り返し出てくるのが孤独感を訴えている。
「明日には消えてく」「終末旅行」「明日世界は終わるんだって」などの世界の終わりについての言葉も多い。
これが願望なのか真実なのか可能性なのか、この意味もどうとでもとれるようなので実態がつかめない。
歌詞の意味をまとめられる?
歌詞をまとめると、
主人公がひとり設定されているけれど年齢や性別は不明
孤独感を味わっている
明日に世界が終わるようなできごとが起こると思っている
そしてその人物が歌っているのか、その人物を眺めながら歌っているのか、どちらかというと眺めながら歌っているように思える。
歌詞の意味に明確な正解があるかはわからないけれど歌詞の内容から考えてみると、孤独を感じている人同士が歌い歌われている曲なのかなというのがこの曲のイメージになる。
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