悪魔のメムメムちゃんもうちょっと続いてほしかった
ジャンプ+で「悪魔のメムメムちゃん」を連載していた四谷啓太郎さんの読み切り。
下品じゃない絵柄で下品じゃないきつめなエロコメディというなんとも不思議な世界を描いていた作者さん。
好評だったと思うけれど全12巻で完結してしまった。
話はまだまだ続けれるように思ってたので完結した理由はなんなんだろうと気になっている。
そういう連載をひとつ終えて、リフレッシュ的に作られたのが今回の作品のよう。
連載を目指す、とかではなく作者の趣味を前面に押し出してきている。
作者の趣味はどうやら特殊ジャンルの性癖らしい。
そういう特殊なお店に出くわして硬派になりたい主人公が後輩の前で格好つけようとするが、けっきょくお店に入ってしまうというのを繰り返す作りになっている。
普通に生きていいたら一生見ることのない特殊ジャンルが繰り広げられる。
それをほんわかした絵柄で中和させる「可愛らしいけどいやらしくない」という謎の技術でコメディにしているのがすごい。
デフォルメした絵柄が可愛らしく、好感度が高いキャラメイキング、話の安定感も抜群なのでまた連載を始めてほしい。
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