アカデミー賞作品賞もとった名作映画
見終わった後にとてもいい作品だったので出演者の名前を検索したら、だいぶ年をとった写真が出てきて驚いた。
というのもこの映画は1985年の作品なんだけれど、それを知らずに観ていて、そんな古い作品とはまったく気がつかなかった。
とにかくセットが豪華。シーンごとに現れる家具からなにからすべてきれい。
舞台も建物も衣装もすべてきれい。
ここまで力を入れたら古さなんて感じない。
むしろ、今の時代にCGを使わずにここまで再現することはないのでこれを超える映像はもう現れないかもしれない。
それほど映像がすばらしい。
あらすじ
モーツァルトの生涯を物語にした作品。
それをサリエリという同じく音楽家の視点からどう見えるかというのを主軸に物語は展開する。
サリエリがモーツァルトにたいして抱くさまざまな感情が秀逸で、言葉で単純に言うなら嫉妬と尊敬なんだけれど、そこに重なり合う気持ちに視聴者を飲み込んでしまうパワーがある。
モーツァルトはとびぬけた天才だがかならずしもまわりが押し上げてくれるキャラクターではない。
音楽家として出世して地位を得ようとするがなかなかうまくいかない。
少しずつ成功しはじめるが、いつ転落してもおかしくない不安がつきまとう。
そしてじっさいに生活は破綻していく。
そんななかでサリエリはモーツァルトに……。
というストーリー。
見どころ!
映像、ストーリー、音楽、役者、すべてがハイクオリティ。
そして視聴時間も長い!
それでもじっさいに観ているとあっという間に感じられる。
DVD二枚分だったけれども映画に引き込まれてのめり込んだまま楽しんだ。
こんな人にみてほしい
体力のあるとき。
見るときには体力がいるので、あるいてどコンディションの整っているときにみてほしい。
そして準備ができているときであるならとにかく観てほしい。
けっして後悔させない大作。
120% 映画を満喫させてくれる!
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